どうでもいいちゃどうでもいいがブログはメモだから。
新潮社の「新潮日本古典集成 雨月物語 癇癖談」の雨月物語のなかに、『青頭巾』という題名で、人肉をくう鬼(のように)なってしまった僧侶の話が収録されている。
本文自体が問題ではなくて、上段にある注釈の末尾に、昔のTV番組について書かれているのがひっかかる。
※この栃木県大平山大中寺には、昭和の今日でも、夜になると、木を叩く快音が聞え人魂が見えることがあるといい、昭和四十九年九月に当時のNETカメラマンが、この怪火と青頭巾の鬼の顔の撮影に成功して放映、大変評判になった。そこで、また同年十二月にも再放映したという。どこまでその事実を信用していいか疑問が残るが、この大中寺という土地は、なにか”霊”的なものが集まりやすい所であるとだけは言えそうである。
この部分いらんだろ。このミニ情報。
そのほかの部分にはまったく文句がないけど、なんだけ注釈の注釈みたいにここにオカルトというかTVの「やらせ」「こじつけ」映像情報がのってるんだ。
『”霊”的なものが集まりやすい所であるとだけは言えそうである。』って、いくら「的」とつけたとしても言えねえよ。
グチ(?)終わり。