人類は如何に神々として滅びるか

『自己が無視されることを無視するという彼等の英雄主義』

同じ穴の狢の「業界意識」

 週刊文春がまたやった。三代目なんとか、とかいうまあエグザイルから派生したようなグループがレコード大賞獲得のために、バーニングを通して一億円払ったという疑惑についてのスクープ記事を書いたらしい。そのこと自体をうんぬんするつもりではないんだが、これに関して、ツイッターで、「私業界の片隅で細々とやっています面」した人々が、『これ自体は、意外でもなんでもなくてー、分かっていたことだけどー』云々とつぶやいているのを傍から目にすると笑ってしまう。

 そんな腐った「業界」で今までよくやってこれたね。腐った業界にいるけれど、自分だけは清廉潔白というアピールなんだろうか。どっちにしても、完全な外側から見れば、同じ穴のムジナだ。

(しかし、これはいくら「業界内」において常識だったとして、表沙汰になればけっこうなスキャンダルだと思うが、一切知らん顔できるテレビっていうのもすごい「業界」だね)

 

 文春といえば、ほぼ同時期に、将棋のカンニング記事も書いている。これは告発側のかなり一方的なリークで構成されていて、領収書とか不倫現場の写真とかいう、「物」が存在しないから、所詮、週刊誌なのかという感想を先に抱いてしまうが、とにかく一人の棋士が最初なんだかよくわからんような理由で三ヶ月対局を禁止され、そのあと、あいつはカンニングをしていたに違いない、と糾弾されている。今のところ、まともな証拠はないようだが。

 三浦が悪い。連盟が悪い。渡辺が悪い。とやっているようだが、これも完全な外からみれば、どうってことはない。将棋連盟というところは、単にボードゲームが強いだけの、社会的にはアレな人達が集まってる妙な業界に過ぎなかったと分かっただけだ。将棋はもうこれで完全に終わりなんじゃないだろうか。いくら人間対人間が戦う魅力といっても、その人間が「バカばかり」だと印象付いてしまってはどうしようもない。人間としてどんなに強くても、「スマホにかなわない」となってしまっては、ありがたみもなにもない。