人類は如何に神々として滅びるか

『自己が無視されることを無視するという彼等の英雄主義』

読み物

泣いた小説

とある業界の片隅に、ひとつの小説が生まれました。小説はブンダンという秘密結社に入りたいと切望していました。ブンダンに入るためには、ブンダン婆(バア)という遣り手婆に紹介してもらわなければなりません。 そこで「政治的に正しい小説です。どなたか…

旅行者

船で海を渡ってきたのだろう #0000ffの晴れ渡ったBlueな空にドット絵の雲が流れチタンの翼をもったカモメがカラーバーの海の上をあやうげに滑空していた 何も知らない懐かしい 来たことのない生まれ育った異国の町で私は 気づけばhighwayを走っている出口の…

アフォリズム

【父親が多すぎる】 普通息子は一人の父親をもつ。たいていは、その一人を殺せば満足するのである。けれども彼は業が深くて、もしくは自身を見積もりすぎているために、いくら殺しても殺してもあきたりないのだ。彼には父親が多すぎる。 【確かに非常識】 彼…

人類は如何に神々として滅びるか

神話、とよばれるものは、文明の黎明期に誕生する。神話が語る主なものの一つは、世界の始まりについてである。どうして、どうやって、海は生まれ、山が隆起し、大地は豊かに実り、われわれはここに在ることとなったのか。神話は、万物の誕生を、始原を語る。…

バカは「難しいことを簡単に教えられるのが頭の良い人間だ」と考える

われわれ選ばれたる民であるところの大多数のバカは、一般的に、「難問」ということについて、こういうぐあいに考えている。 難しいことを簡単に話せるのが、頭のいい人間だ。 と。 しかし、われわれは頭が悪い、その上教養のないバカなのであるから、本当に…

たまごかけご飯の理想的な食べ方

「B級グルメ」という言葉がいつの頃からか人口に膾炙した。おおよそ、ファース トフード、コンビニ商品、インスタント食品、ファミレス、屋台といったあたりの食べ物を含んで使われているらしい。 比較的安価な現代日本の庶民の食べ物といった定義で大きな…

虫嫌い

虫嫌い 幼い頃自分は虫というものが平気だった。ダンゴ虫という奇妙な多足生物にかなり親しんでいたように思う。岩の陰や茂みの奥のようにじめじめと湿った場所に潜んでいるそれは、手を触れるとくるりと背中を丸めてだんごのようになってしまう。自分はそれ…